フアヒン(ホアヒン)の街

8月22日

激安の幽霊ホテル

前回、泊まる宿がなくなって「どうしよー…」と悩んでいるときに、マクドナルドの店員さんが教えてくれた「euro hotel」。

驚きなのが、4階建ての結構大きな建物なのに私以外の人は泊まっていない、ということ。

チェックイン(21時頃)したときは、女性の方が1人受付に座っていただけ。

私の泊った一番安い部屋は4階にあって、エレベーターが無かったので頑張って階段を登らなければいけなかった。

階段の電気はついていた(オレンジ色っぽい)。でも2階も3階も、そして4階も廊下の電気がついていなくて真っ暗だった。

4階にたどり着いてからさらにビビり始める。廊下と思われる床板は数メートル先は暗闇の中。

「お先真っ暗」とは、このことだと実感した。

この時点で、もうココで寝るくらいなら外で寝ようか、と考えていた私。

しかし、後ろを振り返ると目に映るのは暗いオレンジ色と青(緑?)が混ざったような、できれば思い出したくない階段。

「よくこんな上まで登ってこれたな、私。」と、感心した

意を決し、スマホのライトをつける。「わっ」っと、目の前にでててきた椅子にすら驚かされる。

勇気をふり絞って、暗闇に向けて足を進める。4階には、部屋が合計10部屋あるが、誰もいないので灯りはついていない。

廊下の真ん中あたりに置いてあった「ゴミ箱」の横を通るときは、「どうか何も出てきませんように!!」と強く念じながら歩いた。

そしてついに、受付でもらったカギの番号と、ドアに書いてある番号が一致。

鍵穴に鍵をさしこんで、ガチャガチャ音を立てながら右に左にドアノブを回してみるが、なかなか開かない。ドアノブを回すたびに、廊下に響くうるさいドアノブが回る音が、さらに恐怖心を煽る。

「よし、開いたー」と思って勢いよくドアを開けても、もちろん部屋は真っ暗。

部屋の電気のスイッチが入り口の近くにあったのは、本当にうれしかった。

シャワールームやトイレの場所は一切確かめず、一番近くにあったベッド(?)にごろん!

めちゃくちゃ痛かった。ビックリした。

あのフアヒンまで来た列車のシートよりも固い青マットだった。

体育で使う白マットの方が絶対柔らかい。

部屋には私以外だれもいなかったので、部屋の電気はつけたまま寝た。

私の凄いところは、どこでも寝ることが可能なところ。

気を取り直してフアヒンビーチへ!

翌朝、ハッと目が覚め、すぐに支度し、宿の外に出た。

廊下、階段、一切何も見なかった。

写真だけ見ると車が多いイメージを抱くが、実際のフアヒンの街並みは、とてものんびりしている。バンコクに比べて人が少ないせいだろうか?

相変わらず、ジメジメした空気は変わらないので足ばやく海へ。

マップで確認しながら歩いて15分。ついにたどり着いた昔の王様が惚れたというビーチ!

おおう….

砂浜にこれだけ大きな石がゴロゴロ転がっているのは、なかなか見ないが..

まぁ…..普通のビーチだ

海の色も綺麗というわけではない。砂浜にところどころでクラゲらしきゼリー状の物体が打ち上げられているので、海に入るのは危ないかもしれない。

ちなみに日本人もよく知る、超有名ビーチ「プーケット」は今や中国人がほぼ埋め尽くしているらしい。

したがって最近の人気はクラビ。このクラビから色々、他の島に船で移動することができるらしいのだ。

情報源はバンコクで知り合ったタイ人の女の子。(就活中)

あぁ、でもこの人の少なさはいい。もしかして、すでにシーズンは終わったのか?

しばらく、砂浜に座ってボーっと海を眺めた。

潮風は髪がべとべとになるが、じっとりとした空気よりも心地よい。

足元で動く物体を観察していると、小さなカニが砂浜に掘った巣穴から出ようか、としていた。

足先をちょっと動かすだけで、カニはさっと巣穴に引っ込む。

カニが出てきては足を動かして、家に帰らせるという平和な遊び。

そろそろお腹がすいてくるころなので、朝飯兼昼飯を探して、再び街をブラブラ。

そして上の写真のようなショッピングモールを見つけた。

なかなか大きいモールで、1階はフードコート、2階3階がその他、地下1階は銀行が集まっていた。

こんなに大きいのにも関わらず、人がとっても少なかった。

どのお店の人も暇そうにスマホをいじっていた。

まるで過疎化が進む田舎に場違いな建物を建ててしまった感じ、だろうか。

フードコートで見つけた80バーツの拉麺(?)

ちなみに右のスープらしきものを麺にかけて食べます。

味はおいしかった。しかし、東南アジア特有の濃ゆい塩辛さがすこーしつらかった。

同じくフードコートにあったカフェで。

外は大雨が降りはじめていた。カッパは持ってきているものの、この蒸し暑い気温のなかで着たくない。


フアヒンに来たのは、本当は「ある寺院」を見に行きたかった。しかし、フアヒン中心部からそのお寺までは片道60km以上、離れている。

方法は2つ。1つはタクシーにお願いする。しかし、如何せん距離が離れているため、往復となると1000~1500バーツが相場となる。高いのだ….

2つ目、バイクをレンタル。フアヒンならどこでもバイクを借りることができる。

しかし、私は日本で原付の免許を取ったばかりで、日本ですら公道を走ったことがないのだ。

まさかタイでいきなり公道デビューするか!とも考えたが、初めてが往復120kmを超えるとなると、ちょっと怖い。ガソスタがどこにあるかもわからんし…

泣く泣く、フアヒンに来た最大の目的を、コーヒーを飲みながらあきらめた。

そして

「よし、マレーシアに行こう!」

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